某レンタルビデオ店にて、ジャケに惹かれてレンタル。
10億ドルの頭脳とは「人口知能」であるというなんともSFチックなスパイもの。この時代のコンピュータはテープに連続帳票と、レトロ感満載で、公衆電話やタイプライターと同様に画面映えする。
がしかし、物語に捻りがなく中々に退屈。加えて主人公とつるんでいる男との2人の関係性がよく分からない。「つるんでいる男」と表現したのは、旧友のようだがそこまで親しくもなさそうだし、敵と言えるのかと問われれば微妙であるからだ。
よく分からない2人の男が、作品の終わりがけにそれとなく敵組織を倒してしまう訳なのだからノレナイ訳だ。