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“文学少女”メモワール Ⅱ -ソラ舞う天使の鎮魂曲(レクイエム)-のmitakosamaのレビュー・感想・評価

2.4
文学少女の毒女。朝倉美羽に関するエピソード。
幼少時から毒親の影響で自己否定しながら生きてきた美羽。宮沢賢治と幼なじみのコノハだけが癒やし。
でもコンプレックス丸出しで、コノハの家の文鳥殺したり色々ヤベぇ。中学ではコノハに近づく女に嘘で破局させるという地雷っぷり。
挙げ句の果てはコノハに当てつけるために、本人の前で自殺未遂だ。

物語だから、一応彼女にも救いがあるように描かれるが…

親が毒で、嘘が常套手段で、独占欲が強く、自殺未遂という自傷癖。
こんなん絶対まともな大人になれないパターンだな…。その時だけ優しくするクズ男に引っかかり風俗墜ちする手首に傷だらけの不幸しか見えない…。たとえ美人でも、こんな女って世の中に腐るほどいるんだよな。
こわー。
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