ペニーワイズでお馴染みビル・スカルスガルドがトリプル主演の一人をつとめたホラー。批評家に大絶賛され、いくつかの批評家賞でホラー映画賞を受賞している。
ヤバい展開力!これは面白い。高評価も納得の捻りに捻ったホラー!
「バーバリアン」は「野蛮人」という意味であり、最初は地下道の怪物のことかと思うんだけど、終盤本当の「野蛮人」が明らかになる。
二度大きな転換があるんだけど、一度目の転換には頭が追いつかないくらいだった。まさかそう繋がるとは思わなくて頭が真っ白になった。
二度目の転換はある意味答え合わせ。不穏で奇妙な痩せた男がまさかの形で登場。気持ち悪いし汚いし最高。
モンスターホラーから#MeTooの流れを汲んだフェミニズム的ホラーへの華麗なる転換が面白い。
POV視点になる演出など正統派ホラーの中に凝ったディテールがあり飽きない。
まさかすぎる展開に開いた口がふさがらない。『ドント・ブリーズ』が近い気がする。そんな意外な転換がある。かなりいいホラー。