このレビューはネタバレを含みます
マリリンのアイコンは好きだから観たけど、必要以上に悲劇のヒロインとして描かれ過ぎてる気がする。
確かに時代とか境遇とか、壮絶な人生だったと想像するけど、こんなに右も左も分からずただただ『何も分からないんです私』みたいな人だったのかなあ。。。
可哀想な部分だけを切り取って拡大して撮って、マリリンをどう描きたいんだろう。
制作会社と契約する前に一度結婚してるのとか、細かい史実はスルーだし、、、
壮絶な人生の中にいても、もっと強かで、大人の操り人形になるだけではなくて、自分でも人生を選択していく人間臭さと、それでも抗えない現実との葛藤とかを期待してたから、私が観たかった描き方とは違った。