上海十月

女経(じょきょう)の上海十月のレビュー・感想・評価

女経(じょきょう)(1960年製作の映画)
3.0
市川崑生誕100周年なんですね。増村保三、吉村公三郎とのオムニバス映画。金にまつわる女の話が3話ある。増村作品は、テンポよく御曹司と結婚を夢にながら男から金をむしり取る女を若尾文子。短編としては、面白かった。市川作品は、なんとなく幻想的でありながら現実的というアンバランスを狙った作品。正直、面白くない感じ。ラストは、ハッピーエンドなんだが短編なんではしょり過ぎ。京マチ子と吉村監督は、往年過ぎて普通。少しエロい感じを入れた作品でエンドロールのアニメでパンティーから蝶が出たりと昭和なエロ感覚を懐かしく思いますね。
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