・ジャンル
サメ/オカルトホラー/サスペンススリラー
・あらすじ
ニューイングランドの小さな港町アーカムへ出稼ぎにやって来たジョンとアーサー
間も無くジョンは町に不審さを感じ始める
夜間の外出や町民との交流は禁じられ、浜辺では謎の集団が儀式を行う、更に海には目の赤く光るサメの姿が…
やがて秘密に近づき過ぎた彼は命を失ってしまう
それら全ての背後にサメと服従の契約を交わしたドラキュラにして2人の雇用主コンスタンティンがいる事を知ったアーサー
果たして彼の運命や如何に?
・感想
巨匠マーク・ポロニア監督が手掛ける迷作サメ映画
彼の作品を観るのは本作が初
一貫してドラキュラにも太陽の下で活躍させる監督の愛情に涙を禁じ得ない
彼が愛に揺れるクライマックスや従者である死者達も自我がはっきりとしていたり博愛主義に満ちた作品
やっぱりサメ映画の本質は愛だったんだね…
他にも低画質で現実の曖昧さを表現してドラキュラや吸血ザメ“シャーキュラ”の存在に違和感を抱かせないようにしたり、誰もが何かの下僕というコンスタンティンの言葉の指し示す通り言わされている様な芝居が続いたりと異次元の演出が圧巻!
これからもマーク・ポロニア監督に付いていきます…
(このレビューはフィクションです)