前作と全く同じキャスティングで、、、、という監督さんの想いの籠った作品と聞いていた。
アタシは前作(ドラマも)観てなかったんだけど、、、、、、。
漫画やドラマって、現実の厳しさに問題提起する側面もあるけど、その解決策を提起するわけではなく、現実の生き難さを慰める手段なのだなぁ、、、、と。
ハートウォーミングで“諦めない“強さも見せてくれて、、、、でも、現実ってそんなご都合主義じゃない、ということを、医療福祉の現場の実態を目の当たりにしている身としては改めて実感しながら観ました。
高橋海人くん演じる研修医の織田判斗先生が、唯一“御伽噺“の中で地に足ついてる。
人間は強く、時として奇跡を起こす“こともある“けど、そこに期待して、それだけに縋っても現実は何も変わらない。
でも、だからこそ人は奇跡や御伽噺に縋りたいのだよね。
最後の場面に感動はしたけれど、あまりに出来すぎていて共感はできなかった。
