公開日発表されたのちに、原作小説を読みながら待っていた作品をようやく観れる！と思い、意気揚々と鑑賞してきた。
愛とはなんだろう
愛したい・愛されたいはエゴなのか
そして、人を愛する方法に正しさは必要なのか
を考えさせられた映画であった。
以下、つらつらと…
劇場に入った時に、年齢層が高いなと感じた。
特に50,60代の方も結構いらっしゃって驚いた。
今までも同性愛をテーマとした映画をいくつか観に行ったけど、こんなにも様々な世代の方がいらしたのは初めてであった。
近年、同性愛をテーマにした作品は多くあるが、現実が描かれている作品はまだ少ないと思う。
しかし、この『エゴイスト』は自伝が原作だから、本当にいたカップルの話が書かれていて、現実が終始描かれていた。
映画をきっかけにでもいいから、様々な世代の方に同性愛を稀有なものとして捉えるのではなく、ただ大切な人を好きって思う気持ちは何も変わらないということを認識してもらえればいいのにと感じた。
そして、知るきっかけとなるのがこちらの作品になるのではないかと感じた。
