エゴイスト、利己主義者、自己中心的な人。
鈴木亮平が演じる主人公は、ある角度から見ると自分を犠牲にすることも厭わないものすごく良い人に見えるけど、
ある角度からみると、究極のエゴイストに見える。
エゴイストは表裏一体なんだなと考えさせられた映画。
それぞれの立ち位置、見方、価値観によってまるで変わる。
そんなことを考えながら、これまでの自分の人生を振り返ってみると、
相手のためだと思ってしていたことや、言ったことが、結局は自分のため、自分が満足するためだけだったのかもと少し落ち込みながらも、
相手がどう受け取っているかにもよるよな、と考え直したり。
いろんな思考が巡らされるすごくいい映画。
