非常に感想が難しい。
初めこそ題名のエゴイストが意味するのが主人公の愛のことだと思っていたのだが、それがあまりにも深く、そして双方がそれで成り立っているならばいいのではないかと思った。
人間誰しも1人で痛いわけじゃないだろうし。ただ、生活をする人間として健全なのかと言われれば、片方はそのおかげで健全な生活を送れるかも知れないが、片方は破滅へと向かっているように見える。
非常に複雑なキャラクターを演じた鈴木亮平はとても良かったし、淡々としつつもきちんと愛を描いているのも良かった。ただ題名の意図を汲み取れないままぼんやりと終わってしまった。
