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女囚さそり けもの部屋のJumblesoulのレビュー・感想・評価

女囚さそり けもの部屋(1973年製作の映画)
4.0
懐かしの李礼仙が毒蛾のような存在感。冒頭の成田三樹夫の腕切断シーンから、これでもかと暗い雰囲気が続く。
今回も梶さんのセリフはほとんど無く、全ての感情表現をあの鋭い目力で表現。
ラストは『第三の男』を思い出すような下水道の攻防。どう考えてもこの辺で死ぬようなものだが、その後で亡霊のように蘇るさそりは、人間を超越してしまったみたい。
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