女囚さそり けもの部屋の作品情報・感想・評価

「女囚さそり けもの部屋」に投稿された感想・評価

演出が怖い。相変わらず凄まじい梶芽衣子の迫力。冒頭シーンはゲリラ撮影とは…恐ろしい。
Ukosaaan

Ukosaaanの感想・評価

3.3
さそりシリーズ第3弾。
指名手配犯さそりなので、今回は女囚としての見せ場が最後ちょろっとだけ。
もぎった腕をぶら下げて疾走するシーンのインパクトがすごい。さそりが潜む下水道をまるっと燃やしてやろうなんてヤク◯みたいな警察だな。
あとノイローゼ女囚の化粧が一番ホラー。

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さそりは刑期ではなく任期!

近親相姦とか堕胎とかが扱われてるが、何より成田三樹夫が散々な目に遭う映画。
shibamike

shibamikeの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

こいついっつも捕まってんな。

のさそりちゃん。
いつもぶっとびシーンで我々観客を唖然とさせてくれるが、本作でもきっちり唖然。

初っぱなの地下鉄シーンの刹那っぷりは目を見張る格好良さ。
成田三樹夫扮する権藤刑事に電車内で手錠をかけられるさそりちゃん!がしかし、何と権藤刑事の右腕をナイフで切り落としてまんまと逃げる、という映画だからって何でもありかよ!な展開。
さそりちゃんはその後、権藤刑事の血まみれの右腕をぶらぶらさせながら白昼の東京を走って逃げるのだが、すれ違う通行人はみんなエキストラだったのだろうか?腕の血がすれ違う人の服に付着してそうで、観ていてハラハラした。

いやぁ、いきなり凄いシーンだったなぁ…と冷や汗をかいていると、今度はボロ長屋のシーン。パイオツカイデーのグラマーな姉ちゃん(渡辺やよい)がスッポンポンで男と交尾している。「お、中々ええ乳やんけ」、とアマチュアおっぱい鑑定士の眼差しになっていると、男が短く「うっ」とうめき、果てた様子。渡辺やよいが「もういいでしょ、お兄ちゃん。」と吐き捨て、その場を去る。
「お、お兄ちゃん…?」一気に冷や汗がぶり返すアマチュアおっぱい鑑定士の自分。(お兄ちゃんは工場で働いているときに機械か何かの事故に巻き込まれて、「バカ」になってしまったとのこと。)

片腕切断、近親相カン、まだ15分も経ってないのに一体どうなるんだ、この映画。
と思っていたら、次は夜の墓地に場面が変わる。渡辺やよいは夜に立ちンボをやっているのだが、客と墓地で行為をする。客との行為が終わった後、虚脱している渡辺やよい。そこに「ガリガリ…」と不審な音が聞こえてくる。音のする方へ近づいてみると、何と!さそりちゃんが、手錠を墓石にガリガリ押し当てて破壊しようとしている!権藤刑事の血まみれの右腕持って!
こんなのに現実で出くわしたら、ありったけの絶叫して、失禁して気ぃ失うわ!
ってか墓石の仏さんが気の毒!

ショッキングシーンの連続で座りくらみしかけたが、ようやく一段落。さそりちゃんと渡辺やよいが友達になるというハートフルシーンがあり、心がほっこり。

さそりちゃんも今回は何だか堅気気質で、「自活しなくちゃ」と町の小さな洋裁店に勤め、ミシンを踏んで頑張っている。小さなアパートを借りて1人暮らしも始めた。とても刑事の片腕をぶった斬ったりする女夜叉には見えない。

このまま平和な日々が続いて、映画終わっても僕、文句ありません、と真剣に思ったが、そういう訳にもいかず。
ヤクザ屋さんとさそりちゃんがいざこざを起こして、映画は加速しだす。ヤクザ屋さんの女性がマチャミに似ていると思った。
片腕落ちの権藤刑事もさそりへの復讐の炎を激しく燃やしている。

みんなから追いかけられることになったさそりちゃんは、何だかんだで下水道へ潜伏することに。食べ物なんかの差し入れを渡辺やよいがマンホールからするのだが、差し入れの目印にマッチに火を付けて下水道に何本も落とす(さそ~り~。さそ~り~。と呼びながら)。下水道って火気大丈夫なのだろうか?危ないガス発生したりしてそうだが、と気になった。

さそりちゃんの指名手配の張り紙が町中の壁に張り出されるのだが、ルックスが良すぎて、お尋ね者に全く見えず、新人アーティストの宣伝ポスターにしか見えなかった。

渡辺やよいは最後までさそりちゃんと友情を続けたので、安心した。
てふ

てふの感想・評価

3.0
アト6での特集を聞いて気になった。主人公さそりの極めて少ない台詞数(恐らく3語)でも、作品として成り立つことは興味深かった。また物語展開の省略も大胆。東映の杜撰な脚本によるものなのか、劣化したフィルムの欠損によるものなのかは分からないけど笑。地下鉄にて刑事の腕を切り落として逃げる冒頭場面が山場かな。李麗仙の衣装もかなり尖ってる。

新文芸坐 梶芽衣子特集にて
一

一の感想・評価

-
成田三樹夫の腕をばっこり切り落として、かけられた手錠にその腕をぶら下げ渋谷の歩道橋を疾走する梶芽衣子。すごいつかみ。終始警察はすっごいバカだけど、そのあとも気合いの入った名場面の連打で最高。李麗仙のマンガみたいな魔女っぷりやばい。
普通に生きていく事のできない、腕がなかったり、脱走犯だったり、兄弟姦をする、異形の人々達の友情であり、復讐劇
それに対して、おそらくゲリラロケで撮影された普通の人々で構成される街中の場面が良い、梶芽衣子に見向きはするものの関わろうとはせず、異形の人々に関心があるのは同じく異形の人々だけなんだなあ、と
三作目にしてついにホラー映画に。
墓場で成田三樹夫の腕を咥えてる画がヤバすぎる。
後半は娼婦の怨霊に取り憑かれて殺人行脚始めるし何なんだ…。
プレッシャーで李礼仙を精神崩壊させて(白い包帯の滝!)成田三樹夫を縊り殺させるのとかもう怖すぎ。

下水道に落ちるマッチがどんどん増えていくシーンが素晴らしく幻想的。
火責めおっ始めるのもケレン味があるし悪役やってる成田三樹夫の面構えはやはり最高なのでたまんないっすね。
MakiMinami

MakiMinamiの感想・評価

4.3
もう冒頭から驚きで、
口があんぐり(((((゜゜;)

刑事に手錠をかけられて、
腕を切り落とし、
切り取った腕を手錠につけたまま、
全力疾走。
墓場の墓石でギコギコ擦りながら、
手錠をはずそうとするなんざ、
ホラーです。
大笑いです❗

墓場で出会った、
ゆきに助けられるが、
凶悪な警察に終われ、
地下水路に逃げ込むが、
なんと❗警察はガソリンを流し込み、
焼き殺そうとする。
火が消えるまで水の底に潜り込む、
ジャックマイオールかっ❗
そんなに息が続くなんて(((((゜゜;)

腕を切られる刑事は
成田三樹夫。若い!懐かしい!

壮絶な映画の内容に、
よく映倫にふれなかった。
と、驚き👀‼

スプラッターホラーですよ。
nori007

nori007の感想・評価

3.0
オープニングアクトでの地下鉄からの渋谷の陸橋全力疾走シーン。
このシーンだけでもこの映画を見る価値があるw
もちろんツッコミどころは満載だが、この狂気の発想は最高である。
その後、墓場で手錠を削り落とすシーンはもう笑っちゃうほどの狂気。
そうしたハンパねえシーンを超絶美女の梶芽衣子さんにやらせるところに意味がある。

ただ残念なことに、ストーリーは若干微妙である。売春婦のユキと知り合うのだがアホになってしまった兄の介護もするし兄の子も作るしという、いろいろ??がつく設定なのだ。

その後、紆余曲折を経ていよいよ「けもの部屋」に入れられるさそりだが、入れられる理由も脱出する理由もなんだかあやふや。最終的にまた女囚となるのだが、いつ捕まったのかよくわからんくらい端折ってある。つまり物語の流れがまったく伝わってこないのがツライところだ。

ただね、冒頭のシーンといい、マンホールの中のシーンといい、当時のいい感じの渋谷が出てきてこれまた雰囲気は最高である。
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