ハンガー・ゲーム前日譚は、独裁国家の恐怖分子の誕生を描いた闇堕ち美青年物語。
観客は僕一人。貸し切り状態。
まあ映画館でろくに予告も宣伝もお見かけしなかったし、、、
やる気あんのか。
完結から8年か、、、
個人的にハンガー・ゲームシリーズは微妙なんですが、アメリカ人はみんな大好きということで、本国では大ヒットですって。
独裁国家の大統領、スノーの若かりし頃を描いているんだけど、ちょっと美形すぎじゃない？？
まあアナキンも美形だったから良いのか。
国の名のもとで消費される命は貧富の差で立場も身分も変化する世界観。
ハンガー・ゲームシリーズも根底はそこなので、掘り下げてますね。
ちゃんとゲームもあり、そのゲームの過程から取り返しのつかない闇堕ち展開。
優しい青年が歪み、手を染めていく。
蛇とマネシカケスがキーポイントであり、少しゾクっとする演出も。
キーポイントが上手く後で効いてくる展開も見事。
後にハンガー・ゲームの本編シリーズに繋がるリンクも用意されており、1作目だけでも観ておくと良いかも。
本作はゲームも原始的でシリーズ史上1番観やすい。
今作単体でも入りやすいので親切設計。
ヴィオラ・デイヴィスは何でもこなすなあ。
しかし157分は長い！
