声優「内海賢二」さんに迫るドキュメンタリー映画。
若手インタビュアーが声優さん達に内海賢二さんについてインタビューしていき、内海賢二さんとはどういう人だったのかというのが分かる内容だった。
内海賢二さんの魅力や人柄が十二分に伝わってきた。
北斗の拳のラオウ 、ドラゴンボールの神龍、Dr.スランプアラレちゃんの則巻千兵衛、鋼の錬金術のアレックス・ルイ・アームストロング少佐、演じた役名を挙げるだけでも大変な内海さんについて所縁のある人々が出てきて、内海さんの人柄について喋るんだけど、皆さん大御所ばかり。
柴田秀勝さん、羽佐間道夫さん、野沢雅子さん、神谷明さん、戸田恵子さん、山寺宏一さんと大御所の皆さんが声優という職業について、内海さんについて語っていらっしゃった。
それぞれの皆さんの言葉は後世まで伝えるべき貴重なものがたくさん語られていた。
この映画は声優という職業にとって、とても貴重で価値のあるものだと思う。
構成的には上手くまとまっているんだけど、所々フィクションがあってそこが冷める人もいるだろうと感じる。
(個人的にも少し微妙だと感じた)
それでも人々の思い、内海さんの人柄は何も変わらず良いもの、映像を見たという満足感は薄れない。
