悠

チャーリング・クロス街84番地の悠のレビュー・感想・評価

3.5
アメリカの女性が
イギリスの古書店の店員と本の注文と一緒に
文通をして交流する話。

お互いの地に行くことなく、
ずっと文通をしつつ、
時を過ごしていく様子が
丁寧に描かれている。

電話がほぼ出てこない、純粋な文通での
やり取りはこの令和6年において、
とても新鮮に感じる。

しかも文通の内容が色恋とは違う、
ユーモアや皮肉が混じっていて、
クスッと笑える。

恋愛ではない、男女の友情を描いていて、
こういう繋がりで人と繋がってみたいと
感じた。

素敵な映画だった。
悠