異性愛のベクトルが世界を支配する物理法則かのような会話やフィクション、もう要らないと思ってるんだけど、それが物理法則だと思ってる作り手がいる限りはこういう映画が存在し続けないといけない。
三浦透子、前田敦子、伊藤万理華、
みんなどんどん良い俳優になっていく。
トム・クルーズの肉体芸とプロパガンダが世界を過熱した年の暮れに、宇宙戦争のトムクルーズを語るアロマンティック、アセクシュアルの主人公の日本映画が出てきて良かった。トム・クルーズを話題に選んだのはとても正しい。
「多様性、ですか!?」と恫喝してくる地方政治家、あんなのいるかよ!と叫びたくなるような書き割り的な悪役なんだけど、自分の周りにたまたまいないのが幸せなだけで、いるんだろうな…とも嘆息した。