“スパイ・アクション”というジャンルを久しぶりに観たせいもあってか、気持ちが前のめりになりながらの劇場鑑賞。
最初から最後まで二転三転させながらノンストップで物語を魅せ切るイ・ジョンジェ監督の初演出力に素直に拍手を贈りたい（韓国俳優最愛の推しである）。
そして、あの着地点がとても胸に沁みて好きだ（真の主役はチョ・ユジョンだったのかもしれない）。
myハイライトは中盤辺りでイ・ジョンジェとチョン・ウソンが踊り場で揉み合うシーン。
2人の熱い演技に心が震えた。
ただただ、「太陽はない」以来となる本格的な共演をスクリーンで拝めたことが嬉しすぎたせいもあるけれど。
欲を言えば、「太陽はない」の特別上映が併映されていれば喜びと感動は、より増していたと思う。
ここまで日本公開がされないのは権利関係が複雑なのだろうけれど。
2000年代に入って渡韓した際にロッテ百貨店のDVD売り場でお目当ての「太陽はない」を見つけ購入できたことは有難き良き思い出。
2023/10/04鑑賞
