1980年代の政府国内班と海外班が互いにスパイを見つけ出そうとする話。
フィクションとは言えどかなり歴史と絡めていること、秘密の多い国家の話なので、気を引き締めて話に追いついてった。が、イジョンジェ氏が監督の力か、豪華な俳優さん達が登場するので、そこに気を取られていると置いてかれそうになる。
探り合いだけでなく、派手な銃撃戦シーンもあったので緩急があるのが良かった。終盤では「ここまで話に追いついて良かった」と思えた。
人間の真価は目的ではなくその過程に現れるのだと感じた。
映画「26年」でも同じことを感じたが、国民の見る大統領をここまでしっかり描く韓国映画界の意気込みはすごいなと思う。
個人的には、知ってるホテルが登場したのが１番テンション上がった・・・！
