Amazonプライムでシルヴェスター・スタローンの新作が来たとなれば、観るしかないでしょう。という事で早速視聴しました。
正義の男サマリタンと悪の存在ネメシスという存在が消えてから25年経った街が舞台どうやらサマリタンはネメシスと共に死んでしまったらしい。正直この話を聞いた時にスタローン演じるジョーがネメシスだろうなと思ったら本当にその通りに物語が進んでしまいました。
老人と子供という組み合わせはやはり鉄板ですね。スタローン演じる老いながらも屈強な老人も良いのですが、本作を引っ張ってくれたのはジェフォン・ワナ・ウォルトン演じるサムでしょう。母子家庭で育ち、ギャングと嫌々付き合いながら日々を過ごしていた少年に訪れたチャンスかのようなジョーとの出会いで変化していく少年の心を見事に演じていました。
しかし、敵の存在が弱いというか、何がしたかったのかいまいちわかりませんでした。町中を停電させられましたし、目的は達成したという事なのでしょうか。ひげを結んでいるところも含めて下っ端感が否めませんでした。
総じて正直なところ、劇場で公開するにはいささかクオリティに難がある一本ですが、スタローンの最新作ですし、アマプラで観れますので、ぜひご鑑賞下さい。