にしくん

SHE SAID/シー・セッド その名を暴けのにしくんのレビュー・感想・評価

4.0
ワインスタイン氏による性的暴行の告発記事が出るまでを、その中心にいた2人の女性記者の視点で描く。登場人物は基本的に実名で登場し、基本的にはほぼほぼ事実を描いたと言っても良い。
声をあげられない人たちの声を一つずつ集めていき、最後にはそれが大きな渦となって世界を激しく揺らしていく。問題は性的暴行が横行する事だけではなく、それを隠蔽する体質。それが暴かれる瞬間の一つ一つは、観ている側に大きな失望感を与えるほどの衝撃。
キャリー・マリガンとゾーイ・カザンの二人の演技が良かった。
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