観て良かった。
まだ記憶に新しいMe Too運動の立役者であるニューヨークタイムズ記者の奮闘の話。様々な壁を乗り越えて立ち向かっていく姿勢から目が離せない。
当時、被害女性達が次々と名乗りを挙げる報道を目にする中でもビッグネームで印象的だったのがグウィネスパルトロウ。
本人の登場シーンは無いものの、作中でも何度も触れられ、ワインスタイン自身も彼女からの告発を恐れていた様な描写も。
グウィネスが被害に遭った当時の恋人であるブラッドピットが今作の製作総指揮を取っているのはアツい。
ペッパーポッツが出てくるのもそういうことなはず。
クレジットを見ていると、告発した女性達の中でHERSELF(本人による演技)で出演している人達も多い。どんな名俳優よりもリアルな本物の演技。
主人公二人の、やり遂げる姿勢がとてつもなくかっこいい。これで子供を持つ母親なんてどれだけたくましいのだろう。
(完全に蛇足だけど、冒頭に2016年の何でもない街のシーンでiPhone13を持つ人が映っていたのだけは気になった。)
23.01.14 TOHOシネマズ日比谷