ぽん

SHE SAID/シー・セッド その名を暴けのぽんのレビュー・感想・評価

4.1
立場や権力を使ってものを言わせるのは、今回取り上げられていた女性に限らず色々な場面においてあるのだと思うけど、やはり女性がそういった場面において力関係だけでなく社会的な立場としても弱い立場に立たされがちになってしまうことは多いと改めて感じた。
被害者である人が声をあげることができない状況をこれからもどんどん変えていく必要があるし、そのための一つの手段として新聞がもつ力は大きいと思った。
新聞記者が女性だったことも、女性が抱える日常の不安や生活とのバランスの難しさを絶妙に伝えていて良かったと思う。
ゴールが見えない問題だからこそ、観終わった後も色々考えさせられた。

あとハーヴェイが、自分が好きな作品を手掛けていたプロデューサーであったことを知って何とも言えない気持ちになった…
ぽん

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