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奇人たちの晩餐会のakubiのレビュー・感想・評価

奇人たちの晩餐会(1998年製作の映画)
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バカ を馬鹿にした馬鹿の末路。たいへん楽しくけらけら笑えるのに、じんわりとあたたな人情に泣かされちゃう。
バカ でいるのって最高にかっこいいのに。ひとはわかり合えないことを括りにして バカ にしてしちゃうよね。って絶望のなかの暗闇をみたものの優しさが、どんなにか尊いことをも知る。

オタクとゆわれているものに振りきって生きているひとの幸福の感度は今や、格好つけて "普通"(もしくは勝ち組のふりしているひと)に紛れて生き抜こうとしているひとより高いのだろうな。なんてなんとなくおもったりなんかした。 
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