サンタムール

雑魚どもよ、大志を抱け!のサンタムールのネタバレレビュー・内容・結末

雑魚どもよ、大志を抱け!(2023年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

【百円の恋】とか、【アンダードッグ】の監督足立紳だもの~🎵
自伝的小説「弱虫日記」を映画化したもの。
アタシも同世代なんだし、80年代くらいのネタは、そりゃ、面白いに決まってる😂

飛騨のわりと田舎が舞台です。
主人公の瞬(小学6年)が、乳がんで闘病中の母から成績表の事で怒られているはじめのシーン。帰宅した妹の方が成績良くて、うだつの上がらなそうなお父さんが子供をかばってたりする所といい…。

あれ?この感じは我が家と同じなんじゃ…。😂

瞬が友達としょーもないイタズラばっかししてるのなんか、ニコニコしちゃうよね。
足立監督のこの、中二病的な笑い、好きなんです。確か【14の夜】も、こんな感じだったよね。
友達も【スタンド・バイ・ミー】を彷彿とさせる個性的な子供達ばかりで。。
リバーフェニックス的な親友の、隆造のお父さん役に永瀬正敏よ。うーん。良いねぇ❤️

子供達のイタズラや青春的なSTORYが一見すると爽やかそうに見えて、少年たちが抱えている暗い境遇がなかなか重い❗

母親の乳ガンの再発や友達のいじめ問題やら…。ぐいぐい心に刺さります。
隆造が普通に生きたいんだと瞬に訴えるシーンは特にホロリ😢です。

なんやかんやで、瞬の成長のシーン。
地獄のトンネルを走りきったのは、スカッとジャパンです💮

関西ジャニーズJr.の人気グループ「Boys be」の池川侑希弥が映画初主演ってことで、劇場にいた若い女の子達は彼が目当てだったんだろうけど、“面白かったねぇ”などと、キャイキャイ良いながら劇場を出ていくのなんか、ほっこりしちゃいましたとさ。


それにしても乳ガンの母親役の臼田あさ美…。
子供の叱り方や、夫へのあのあたり方…。
アタシとおんなじやんけ😂😂
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