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My Old School(原題)
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『My Old School(原題)』に投稿された感想・評価

今まで観たドキュメンタリー映画の中で一番"おもしろい"作品だったかもしれない。30歳が16歳のフリして高校に!題材はワイドショーのちょっとしたネタ程度のものなのに、音楽の使い方とポップなアニメーション、そして前半と後半を上手に使い分けた素晴らしい構成でとにかく楽しい作品でした。批評的にも絶賛されていて、個人的にはオスカーノミネートがあってもいいレベルじゃないかと思う一方、社会的メッセージはゼロとは言わないまでもかなり乏しく前述の通り"しょうもない"題材なのでさすがにないかなぁと思ったり。

1993年のある日転校生としてスコットランドの高校の教室に現れたのはどうみても30~40歳にみえるブランドン・リー。それもそのはず、だって彼30歳なんだもん。16歳と偽って高校生活を送るブランドン、父は教授でオペラ歌手の母の死をきっかけにカナダから祖母のいる当地へやってきたらしい。「なんだこいつ?」とみんな不思議な目で見ていたが、少しずつ友達ができたり、アメリカ訛りの英語がウケて学内のミュージカル「南太平洋」でジョセフ役に抜擢!なんだかちょっとだけ人気者になってきたが...

取材なのか?スパイなのか?小児性愛なのか?彼が高校生のフリをして生活する動機は中盤で詐称がバレて明かされるまで待つ必要もなく、大体最初の方で検討はつくのだが、そんなのはどうでもよくなるくらい後半に、前半のエピソードを振り返りながら次々と謎が解けて、明らかになっていく新事実の数々!ホント「え?」「まじかー...」「いやいや(笑)」「そういうことかぁ」とひたすらブツブツ言いたくなる感じでもう楽しくて仕方がない。なので設定や動機自体は知っていても大丈夫ですが、観る前にニュース記事などをあまり調べ過ぎないほうが楽しめると思います。

やっぱりハイライトは学校主催のミュージカル「南太平洋」やね。当時の同級生などの証言を手繰り寄せていくと、やはりオペラ歌手の母譲りに完璧にYounger Than Springtimeを歌い上げ、練習で恥ずかしがったキスシーンもチュッと可愛くキメた?まあまあ、ご堪能&お楽しみください!めっちゃ心の中で「うわ~」となるよ!

いわゆる詐欺師ではないので、全然隠せているわけじゃなく、カクテルに詳しかったり運転も余裕でボロは出まくり。でも、学校が許可して入学してきているわけだからまさかホントに30歳だとは思わんよねぇ。

ドキュメンタリーというと、社会的な問題を取り上げて現場の人々にリアルにせまり観客に考えさせる的なイメージだけど、たまにはこういうワイドショーネタ的な個人のおもしろ話を軽ーく扱う映画もあっていいんよ。

いやでもね、やっぱりこれは意義があるドキュメンタリーだと思う。自分の思い描いた人生を送れなくてつらいと思っている人、世の中にたくさんいるはずというか私もその一人。そんな呪縛から解放されて前を向くことの大切さを教えてくれるこの作品に救われる人は多くいると思います。おススメです。

予告編
https://youtu.be/DDazGVIs9C0
2.7
My Old School 2022年作品
5.5/10
ジョノ・マクロード監督脚本
アラン・カミング
32歳なのに16歳と偽って昔通ったスコットランドの高校に
再度通ったブランドン・リー偽名(アラン・カミング)の
ドキュメンタリー。
生徒達はちょっと変わったカナダからの新入生と
ブランドンのことを考えるが、成績優秀で、人柄も良い
ブランドンは学校で一目置かれる存在になる。
もともと映像資料に乏しいこともあってか、当時のことを
アニメーションで表現して、現在の本人はアラン・カミングの
口パクに本人の声を当てている。
特殊な表現がとられているのは、一目見たらブランドン・リーが
高校生でないのは丸わかりだからだろう。
また偽祖母(実の母親)も彼の高校生活に自発的に関わっていることが
現在は明白になっているのを、インタビョューで最初はわざと隠しておいて
当時のクラスメート達が驚く様をとらえている。
ドキュメンタリーにおける撮影者の作意というものは廃除した方が
いいと自分は考えるので、わざと観客を驚かせるための
仕掛けというものはいかがなものか。