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ジョーズ ザ・ファイナルの鰹よろしのレビュー・感想・評価

ジョーズ ザ・ファイナル(2022年製作の映画)
2.5
 ダイビング仲間であり姉であるキャスをそのDV夫グレッグに殺された妹(次女)のニックは意気消沈、次の日には全てを投げ出しインドへと(世界中を転々と?)渡ってしまう。

 9か月後、仲間たちからの温かい誘いを受け、キャスが行きたがっていたダイビングスポットへと赴くと、そこには三女と人喰いサメが待ち受けていた...

 姉の死により大好きだったダイビングができなくなってしまった次女ニックが三女と仲間と立ち直ろうとするお話。

 赤の他人な子どもの命が危ういに過ぎない、自身の命に即座に危険があるわけではない、いくらでも諦められるし逃げられる時間や空間が用意されている小島(無人島?)という環境において、彼女が生き残った仲間と共に前へと踏み出していく、そして逃げられない環境に身を置かれてしまう展開はうまいなぁ~とは思うものの、

 「ブラック・クローラー」のアンドリュー・トラウキ監督だからその無難というか真面目というか、おふざけがないというか・・・ショック療法上等根性理論なんだけどその、物足りないんだよね。
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