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素晴らしき日々も狼狽えるのShoのレビュー・感想・評価

素晴らしき日々も狼狽える(2022年製作の映画)
4.0
昨日、同じ市内で引越しをしました(15年振り)。
妻から、
「絶対に終わらないから引越し前にある程度荷物まとめておいて」
と言われていたにも関わらずあまり進めずにいたので、前日は全く終わらずに1.5時間睡眠笑
※家族が増えてからの引越しが初めてだったのにナメてかかってました。荷物多すぎ…ˆˆ;

そんな超バタバタしている中、荷解きもロクに終わっていないのに1人近所の映画館に足を運んで映画鑑賞をしているのはボクです。
※映画観に行ってくると伝えた時の妻の表情はご想像にお任せします(ˆ꜆ . ̫ . )

今作。
音楽好きでLIVE好きでフェス好きなボクのような人間の為の映画です。
いや、映画というよりドキュメントに近いかな。

鹿児島の音楽フェス、
「ウォークインフェス」
2014年にスタートした野外音楽フェスの10年の軌跡。

桜島の麓で開催する地元密着型フェス。

音楽のジャンル 年齢 職業一切関係なし
地元のバンドを中心に、全部自分たちで
子供たちや家族連れが楽しめるフェス

「ボクらの街はボクらで創る」

コンセプトも演者も観客も👌🏻 ̖́-‬
桜島を望むロケーション最高。
去年参戦した猪苗代湖を望む猪苗代野外音楽堂も最高のロケーションでしたが、同じ空気感でした。

主催者の野間太一さん、恥ずかしながら存じ上げなかったですが、バンドマンや周りの人々の話から人柄が伝わってきました。

KenYokoyama BRAHMANをはじめとした普段ボクもLIVEに足を運ぶバンドマンの演奏間のMCも聞けるので胸アツ。
特にBRAHMAN、TOSHI-LOWのMCは生で聞くと毎回泣くぐらい好き。
※心に響く好きなMC3人のうちの1人です
あ、今作中もご多分に漏れず泣きました笑

他にもバンドマンたちの見事な名MCが聞けます。
locofrank、木下正行の(個人的には)いつものMCと、子供を肩ぐるましている映像も最高です(TOSHI-LOWのジャケットのシーンも胸アツ)。

作中バンドマンたちを、往生際の悪いロマンチストたちと評していましたが、上手いなぁと思いました。

ライブハウスが根底にあるフェス
こんなフェスは経験上、演者もオーディエンスも素晴らしいです。

みんな心から楽しそう。
そして人に優しい。

共通するのは、

「音楽にチカラがある」

と思っていること。
ボクもその一人です。

そんなボクは、本日も夕方からライブハウスに足を運んできます。
音楽には人を変えるチカラがあると信じているから。

え?引越し荷解きはいいのかって??笑
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