ミア・ゴスの圧巻の演技に呆然としました。
そして人物描写もいい…
機能不全家族というか、愛着障害というか…
倫理観が欠如し得る要因が人生の中に山ほどあったのだろうなと思うと、少し切なくなりました。
母の言葉を自分も誰かに放ったり、同じ思考をしていたり。
良くも悪くも、彼女を彼女たらしめているのは母だけなんだなと感じた時が一番ゾッとしました。
ほか、映画史に明るくないので技法は全く分からないのですが、場面の切り替え方(丸でフェードアウトしていく感じや、次の画で押し出す感じ)や、VFX?がちょっと古っぽかったりするところや、エンドロールのクラシックさなどにいちいちときめきました。
また個人的にゴア描写を期待していたのですが、その辺りはほぼ皆無です。
ホラー要素も限りなく少ないためやや物足りなさを感じました。
そしてあえてXを観ずに臨みましたが、もう早く観たすぎてソワソワしています。これが前日譚か…
ラストとなる3作目が今から本当に楽しみです。観れてよかった〜
