しんさんの映画レビュー・感想・評価

しん

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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

キレる脳みそ×圧倒的な財力のふたつが揃わないと、謎が解けない上犯人を追い詰めることが出来ないのめちゃくちゃ面白い。
コナンってそんな感じで合ってますか?

財力で物言わしたりますみたいなのが観ていて気
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インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

お〜〜〜う〜〜〜〜〜〜〜〜ん

ミア・ゴス目当てで観に行ったのでそこは遂げられたが、内容は、うーん。

男として、うわ!羨まし!みたいなシーンはあったが、キメセクシーンがやや冗長に感じられたのと、趣味
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美と殺戮のすべて(2022年製作の映画)

3.8

巨大な権力に対し、長い年月をかけ毅然とした態度で立ち向かい続けた彼らの勇気にただただ脱帽する。

同じ炎を携えた者の勇気が賛同を呼び、次第に強大な武器となり、社の陥落まで追い詰めた。

地獄を歩き続け
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14歳の栞(2021年製作の映画)

3.8

等身大の14歳を35人分まとめて見られる貴重な映画。

満員だった劇場の年齢層はバラバラだったけれど、一堂に会したほぼ全員が、同じタイミングでそれぞれの14歳当時を思い出していたんだろうなと思うとなん
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.3

きっと二人はソウルメイト
生まれ変わっても二人は出会うと思うけれど、来世はどうか明日を迎えられるバカンスが出来ますように

こんな切ない気持ちになる映画と思わなかった。
好みすぎる映画でした。
余韻に
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コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

3.7

無骨な男二人の固い絆の話

ありがとうって言葉は一言も出てこないんだけど、そんな感謝の言葉は無粋というか陳腐というか、結果に至るまでの行動がすべてでめちゃくちゃカッコよかった。

無口な男好きだなあ。

ソウルメイト(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

写真に対し並々ならぬ思いがあり、個人的に撮るって愛だよなと常々思っていたんだけれど、なるほど。描くも愛だ。

撮るも愛、書くも愛、描くも愛

愛している人間の存在証明、そしてその人物のある側面を遺せる
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.6

17歳のカルテで見た顔…と思ってたらウィノナ・ライダーだった。無知でした。

同じ時間を生きる人が世界中に沢山いる、皆が眠っているような朝方でも、世界のどこかではちょっとしたドラマが起こっているって考
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.4

ちゃんとやってくれました。

体力が100の時に観に行くと50になるし、50の時に行くと0になります。

正気じゃ無い脳内を剥き出しのまま3時間近く見せられてる感じ。ずっと夢みたいだった。
ただ、その
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私の少女(2014年製作の映画)

3.8

自分の命を守るため、幼いながらも必死に生きてきた少女が"小さな怪物"と言われてしまうむごさ。

彼女を近くで見てきたヨンナムからしたら、第三者から放たれる"小さな怪物"という言葉の残酷さは計り知れなか
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.0

どなたかがこのFilmarksで"あたたかいココアのような映画"と仰っていたけれど、本当にその通りの映画でした。

出てくる人人、皆やさしい

この映画の背景にほぼずっと流れていたハンドパンみたいな楽
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ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ジャンプスケアをホラーとして括るのにやや懐疑的なので、前半その手の連発ぶりにやや辟易してしまった。怖くはない。

原作ゲームを知らないので本作だけの感想になるが、観終わった後の何とも言えない悲しさが何
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

原作既読の状態で鑑賞

とにかく斎藤潤くんが可愛い。
あまりにお顔が整いすぎてて最初の合唱シーンで見惚れてしまった。

聡実を責める後輩(結構責めてたね)、映画部との交流、カラオケのソファに挟まらない
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ずっと楽しみにしていた本作。
予備知識0で臨んだが、あまりに良すぎて鑑賞後しばらく放心状態だった。

知性は色気の本質と思い続けているけれど、もはや真理だなと確信した。

教養深くなりたい!と意識して
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.8

めちゃくちゃ楽しみに待ってたよ

アンバー・ハード、揉めてたから本当に一瞬しか映らないかなと気にしてたけど、割とちゃんと出てたね。

観てから時間経っちゃったからあまり感想覚えてないけど、予告の「レッ
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オケ老人!(2016年製作の映画)

3.5

サクッと笑えてじんわり泣ける丁度良いコメディ映画。

落ちこぼれ集団が努力に努力を重ねて笑顔で終わる、みたいな作品が大好きなので、最後大団円に終わって良かったです。

何もかもがあっさり進んでいくので
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.9

サクッと笑えるブラックコメディ。ちゃんと面白い。めちゃくちゃ面白い。

サイコパスの炙り出しみたいな感じだったけど、ソフィーの一人勝ちだった。天然のサイコパス。群を抜いてイカれてた。

このソフィーに
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ジェイド、1人だけ着信音が強烈だったの面白い。そんなポップな人物に見えなかったんだけど本当は愉快なヤツなんだろうな。

主人公に対しこんなに不快と思う作品も珍しく、とにかくミアという人物の害悪性が高か
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あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2023年製作の映画)

3.4

原作未読ですが、メインビジュアルに書いてあるコピーのような深い愛を劇中では感じられず。随分端折ったのでしょうか。

特に泣きどころは無く淡々とした鑑賞でしたが、健史君の二度目のアキラ役を劇場で観るとい
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怪物の木こり(2023年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

主題歌以外の印象が残らない、そんな映画。

あれだけ登場人物全員サイコパスみたいな広告打っときながら、狂気に塗れた恐ろしい人間が誰一人いなかった。
いなかったというより、"いたのかもしれないが、彼らの
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(2023年製作の映画)

3.5

もう一回観たいとは思わないけれど、あのシーンの加瀬亮また観たいなはめちゃくちゃあります。

加瀬亮ファンには堪りません。

最後まで行く(2023年製作の映画)

4.1

オリジナル未鑑賞ですが、こんなにコメディタッチとは思わず…めちゃくちゃ面白かった…

韓国作品っぽいカットが沢山あったのでリスペクトを感じました。関係ないかもですが。。

先の読めない展開、コメディと
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.7

おもしろ〜

ジャンプスケアが無く、淡々とローテンションで進んでいくみたいなホラーが好きなので個人的にかなり好みでした。

廃屋に4人で行った時も、ねえもう帰りましょうよ!みたいなこと言い出すうるさい
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.2

栄枯盛衰、諸行無常。
それでも、家族って血が繋がっていなくとも形を変えても時代が変わっても続いていくの、愛しいね。

シノギにはならなくても、最後の最後まで義理と人情を貫いた賢治。漢だね。

磯村勇斗
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ロゴいつ来るんだろ〜ってずっと待ってたら最後に来た。カッケ〜

パッと浮かぶ感想は、
・ゴジラ最悪
・神木くんの貴重な髭
・IMAXの絶望度は弩級
・アキコちゃん可愛すぎ
・あの爆風で生き残る大石さん
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夜のピクニック(2006年製作の映画)

3.3

80キロを夜通し歩き続ける青春、ふつうに憧れます。
歩き切ったってリタイアしたって何したって強烈な思い出になる。
宵の星、夜明けの空を同じ時間を共にしている友人と見た記憶は本当に一生ものだと思います。
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彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

4.1

青い恋愛映画かと思ってたら全く違った。
ありとあらゆるものが胸を衝いて信じられないくらい泣いた。

摩擦が起きないと先に進めないのだと、その年で達観してしまった彼を想うと切ない。
アウティング、自殺未
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正欲(2023年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

自分の努力ではどうにもならない生きづらさを抱えている人、生きづらさを克服するには生まれ変わるしか手段が無い人、絶対に観てください。
観る前と観た後では、少なからず心の重さが変わっていると思います。
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ダージリン急行(2007年製作の映画)

4.0

きっと君は好きだと思うよってこの作品を薦めてくれた友人に大感謝です。めちゃくちゃ好きだった。

画といい色使いといい音楽といい、すべてが好みでした。いつ観ても心洗われると思います。最高!

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.8

ギルに終始イラつきが止まらなかったけれど、90分というコンパクトさでサラッと観られて良かった。

遡った先でさらに遡るの、夢あるよな

歴史上の人物をキャラクターとして動かすこと、相当解像度が高くない
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ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

3.8

それぞれ家庭を持ったジェシーとセリーヌが再び再会、みたいな話かと思ったら全然結婚してて笑っちゃった。見当違いもいいところ。

これまでは理想を語ったり、口説いたり、他愛もない話を延々していたイメージだ
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.5

面白くなるまでが長い
前半ちょいちょい意識なくて、気付いたらアルフィーいた

SFがとにかく向いてないだけで、超大作なんだろうなっていうのは分かりました。

7番房の奇跡(2013年製作の映画)

3.3

寒空の中綺麗な涙を流し、父を想いながら空を見上げるラストに衝撃を受けてしまった。
俺がイェスンなら復讐心に燃え血の涙を流していました。

胸糞というか、辛過ぎて全く泣けない。
どこを切り取っても辛い。
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.5

十数年ぶりとかに観たけれど、久しぶりの鑑賞が大スクリーンとか贅沢だよなあ

当時は恐らくマチルダ寄りの目線で観てたと思うんだけれど、今回は圧倒的にレオン目線で観ていました…
レオン、なんて優しい人…
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