ドータクン

美と殺戮のすべてのドータクンのネタバレレビュー・内容・結末

美と殺戮のすべて(2022年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます


写真家ナン・ゴールディの生涯を追ったドキュメンタリー映画。

「サックラー家による大規模薬害への糾弾」というナンの活動家としての一面と
バックボーンや姉の死による影響といった私的な人生観を見事に織り交ぜている。

最初こそ、芸術的慈善活動をしながら(美)、副作用のある薬品を販促し続けていた(殺戮)サックラー家がテーマなのだと思っていたけど
意外にもタイトルの由来は、もっと身近な...ナンが生きる上で触れてきた、感じてきた、すべての美と、死だった。
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