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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム THE MORE FUN STUFF VERSIONのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

5.0
ピーター・パーカー(トム・ホランド)はミステリオ(ジェイク・ギレンホール)を倒したものの、デイリー・ビューグル紙がミステリオの遺した映像を世界に向け公開。
ピーターがスパイダーマンであることが暴かれ、ミステリオ殺害の容疑をかけられてしまう。
ピーターは大切な人に危険が及ぶことを危惧し、共にサノスと闘ったドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)に自分がスパイダーマンだと知られていない世界にしてほしいと頼む。
しかしドクター・ストレンジが呪文を唱えたところ、時空が歪み、マルチバースの扉が開かれてしまい……。
トム・ホランド主演のマーベル・シネマティック・ユニバース版「スパイダーマン」シリーズ3作目「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に約11分映像を追加した特別バージョン。
「ワンダヴィジョン」ではマルチバースが取り上げられていたが、MCUでは初めて取り上げられた作品。
幼稚なところが抜けていないトム・ホランド版ピーター・パーカーが、自分の為に安易にドクター・ストレンジの魔法で「自分がスパイダーマン」である記憶を親しい人以外の人から消そうとしたために、MJやアンおばさんを傷つけてしまったことでスパイダーマンとして戦う意欲を無くしてしまったピーターが、マルチバースから来た別のスパイダーマンと一緒に悩みや愛する人を亡くした傷みを乗り越えて戦う中で、「大いなる力には、大いなる責任が伴う」ことの本当の意味を知りヒーローとして独り立ちする青春ストーリーが、スパイダーマンvsドック・オクやグリーン・ゴブリンやエレクトロやサンドマンやリザードとのバトルやスパイダーマンとドック・オクvsエレクトロとグリーン・ゴブリンとサンドマンとリザードそして3人のスパイダーマンとドック・オクvsエレクトロとグリーン・ゴブリンとサンドマンとリザードのクライマックスのバトルなど今までのスパイダーマンの映画を観てきたファン待望のドリームマッチの数々、ますます絆を深めるピーター・パーカーとMJの恋、マルチバースから来たヴィランに情けをかけるピーターとマルチバースの調和を図るドクター・ストレンジの対立を絡めてしっかり描かれる。
また中途半端で終わった「アメイジング・スパイダーマン」シリーズをきっちり締めくくり、サム・ライミ版「スパイダーマン」の後日談も散りばめられ、今までスパイダーマンの映画を追いかけて来たファンにとっても、新たなスパイダーマンのシリーズに繋がる必見作として大満足な青春スーパーヒーローアクション映画。

追加されたシーン。またはロングバージョン。
ミステリオが、スパイダーマンの正体を明かした後の、ピーター・パーカーの尋問シーン。
ピーター・パーカーの弁護士を担当したマット・マードックのシーン。
ピーター・パーカーが、マスコミからインタビューを受けたシーン。
ピーター・パーカーが、ヴィランを治す研究をするシーン。
3人のピーター・パーカーの会話シーン。
ラストのバトル。
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