カプカ

バルド、偽りの記録と一握りの真実のカプカのレビュー・感想・評価

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ブルジョワでアメリカに住む自分がメキシコ人として映画を撮ることなど混乱した頭の中をそのまま映画にし、それがイニャリトゥ監督自身とも重なる『8 1/2』的な作品で、想像上の批評や頭の中の妄想をなどを何だこれ?という不思議な映像で表現する面白い映画でした。

アイデンティティの話以外も子供の頃やメキシコの歴史などの話を、得意のワンカットの長回しやふわっと浮き上がる描写などで表現し正にイニャリトゥ監督版『8 1/2』という内容。
よくここモザイク入れなかったなというシーンもあった。
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