TenKasS

バルド、偽りの記録と一握りの真実のTenKasSのレビュー・感想・評価

5.0
どうしてこんなに家族と故郷と自身の作品と地位に悔恨だけがある???
夢幻を無限に横断し続ける地に足つかない曖昧さと漫然とそして段々と早く流れ続ける時間、歴史に、映画を観ること自体そのものの時間的性質との連関を観るけれど…。普通にこの規模でこの題材をやる監督のメンタルヘルスが心配になる。謙虚を通り越して自虐のイメージ。もうはやく死んで解放されたいみたいな。マテオが羨ましいよ。はやくそっちに行きたいよくらいの心持ちなのでは…。
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