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バルド、偽りの記録と一握りの真実のKのレビュー・感想・評価

2.5
ロサンゼルスで活動するジャーナリスト兼ドキュメンタリー映画製作者が、自問自答しながらメキシコへ帰郷する様、バルドを描く。

"バルド"とは、仏教において、前世の死の瞬間から次の世に生を受ける刹那までの時期における幽体状態「中陰」のこと。

クセが強すぎる、印象的すぎる造形が次々と押し寄せ、はて\(^o^)/となりながらも、自分の中のメキシコとアメリカの葛藤や、家族や、人生に鬱々とする監督自身のキャラクターがこれでもかというほど描かれており、ジブンのさらけ出し具合がすごい。
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