シネマカリテの上映前案内に
映画の魅力を説明する映像があるんだけど
そのひとつに
「映画は心の体操です」
ってあって、
これは本当に全身の筋伸ばした。
伸ばしすぎてそのまま引きちぎって
できたその切れ目から
骨まで全て、全身を食われていく。
感情の緩急が半端ない。
「食べちゃいたいほど愛おしい」なんて言うけど
やっぱりそれは最果ての愛だった。
マレンとリーの旅とは対照的に
終始テリーはあまりに愛に飢えていて、
でもそんなことは私たちには関係ない。
カニバリズムと家畜のリンク表現はほどほどに。
最後マレンがテリーにする”処理”は
突拍子もなさすぎて
どんな発想?笑笑となったが
このメインビジュアルのシルエットも含めて
しっかり一貫してた。