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ボーンズ アンド オールのmakingのレビュー・感想・評価

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)
3.3
とりあえずこれだけは言わせていただきたい。ティミーさんもっと食ってください。

ルカ・グァダニーノ×ティモシーシャラメだから期待値高すぎた感が否めない個人的に。と、言うかリーが「ぼくを食べてくれ」って言うレベルになる理由が分かりませんでした……。骨まで食べてっていうレベルって愛情として最高に深いんじゃないか、って自分は思ったんだけど、そのレベルの気持ちを抱くっていうのが共感できなかった。

個人的にルカ・グァダニーノの作品はBGMと生活音がめちゃくちゃ好きなんですが(Cmbynのvision of Gideon×焚き火が弾ける音とか)、今作は最初のピアノの音と生活音が良かったです好き。
ティミーさんはもう、当たり前にカッコよすぎる儚すぎる日に当たって眠ってるティミーさんも血だらけのティミーさんもこの世のものじゃないです。視線がすっっっっこ。
テイラーラッセルさん、WAVESの印象が強すぎて大人になったなーとか思ってたけど全然自分よりお姉さんだった。俳優さんってちゃんとティーンっぽくできるから凄いなぁ。

カニバリストの話だったんでもっとお食事シーンあるかと思ったんですけど、あんま無かったです。いきなり指食い出すのはビックリしたけど、食っちゃう動機がよく分からなかったかもです。空腹でも無さそうだし親しみとか嫌悪とかの感情によるものなのかな?書いてて思いましたけど、愛情故に殺意が沸くとか嫌悪で殺意が沸くとか、動機の感情は逆のことなのに出力される行動が一緒って面白いね。
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