カニバリズムという特異なものを入り口にしてはいるものの何かしらの「キズ」を持ってる人には結構共感できる内容になっていた。
大衆向けかと言われればNoだと思うけど普遍性はあると思う。
それは愛であり、罪であり、傷であり、痛みであったように感じる。
ストーリーは悪くはないし退屈って感じでもないけど少しぶつ切り感がある。
加えてオチがついたと思ったところからまだ続くのでそこは惰性に感じた。
入れた意味も分かるけどあの先はご想像にお任せで良かった気がする。
映像はずっとエモな色調、景色で好きな人はめっちゃ好きだと思います。
音楽のチョイスは超良かった。
ティモシー目当ての人は十分楽しめる。
意外にグロさは少し控えめでそこまでエグくは無いです。
久しぶりに劇場でMGMのライオンちゃん見た気がするので結構嬉しかった。