このレビューはネタバレを含みます
Netflixオリジナル。
終末ものでありブラックコメディでありサスペンスであり…なんだこれ?
いや面白かった。
先日観た『終わらない週末』と似た様な始まり方だったがこっちはとにかく会話の変さややたら多い登場人物のせいでとにかくごちゃごちゃしてる。いい意味で。
その変な会話も妙にリアルでたしかに実際にこんなこと起きたら普通の映画の登場人物みたいなリアクションできずにこんな反応しちゃいそうだなぁというものから、いやなんでだよ、みたいなトンチキなものもあり可笑しい。
まずめちゃくちゃややこしい家族関係からして面白い。
上記の通り『終わらない週末』等の終末ものでもあり、色々あって後半は『アイズ ワイド シャット』みたいな夫婦の不貞と謎の組織と〜みたいな話になる。
作中様々な主義主張が出てくるし意味深なシーンやセリフも多いく、勿論それらを紐解いてあれこれ考察するのも楽しいが、それらはスーパーの棚に並んだ商品の様に、全てが自分にとって意味のあるものでは無く必要なものを必要なだけ受け取れればそれでいいんじゃなかろうかとも思ったり。