「イタリアに同性愛者はいない」
という理由で「教唆罪」で裁判にかけられるアドレ。
治療と称して電気ショックを受けさせられるエットレ。
裁判以降のエットレの痛々しい姿が目に焼き付いて離れない。
腹立たしい裁判に発狂しそうになるが映画自体はとても静か。
アドレのエットレを見つめる眼差しが終始穏やかで2人が愛し合ってることが痛いほどに伝わってくる。
ラストシーンは色々な感情が押し寄せてきて涙が止まらなかった。
ラストシーンは実際にはないらしいけど
映画的にはあれはプラスして正解だったような気がする。
アフタトークでの、エットレ役の方がこの事件のことや電気ショックの治療法について徹底的に調べたという話も興味深かった
実際の「治療」は100回以上も電気ショックを与えていたらしい…
非人道的すぎる…
この世の全ての差別がなくなればいいのになあ
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