彼らの恋愛の物語というより、
ファシズムや共産主義に揺れた時代のイタリア社会の価値観が、印象的だった。
この作品の裁判シーンを見ていると、
同性愛を恋愛の一形態ではなく、
カルト教団の洗脳のごとく…
エットレの変わりゆく様が痛々しく怒りを覚える
アルドにとってのエットレと、エットレにとってのアルドの存在は全く違う
“想い”は同じだったとしても
二人はその後、会うことはなかったという
ジョヴァン…
当時のイタリアでは同性愛は違法ではなかった。なぜなら、「イタリアには同性愛者はいない」ものとされていたから。
裁く法律がないから、「洗脳した」として教唆罪にかける。
そして同性愛は治療するべきものと…
公開時に見逃してしまった1作
1960年代イタリアで
存在していた人たちと、その物語
蟻が2つの胃を持っているということをエットレが知っており師アルドを驚かせる
1つ目は人間が持つのと同じよう…
蟻は胃袋の他に、仲間のために蜜を溜めておける素嚢というものを持っているらしい。
それだけ蟻は個としてではなく、全体に奉仕して生きているということだろう。
互いに助け合い、寄り添わなければ生きていけな…
🥲❤️最初のシーン(注意喚起通りかなりショックが強かった)の凄惨さと最後のシーンの美しさ切なさが心に来る あんなことになってもまだ残る美貌と目の奥に見える意志の強さが印象的だった
ラストになぜあの場…
ぼろぼろになっていくエットレを見ているのが辛い。日に日にやつれていく姿を見ながらも考えを曲げなかった家族ってどうなんだろう。こんな時代ってだけで人生を簡単に狂わせてしまう。
記者がアルドを擁護する言…
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