蟻の王の作品情報・感想・評価・動画配信

『蟻の王』に投稿された感想・評価

同性愛の物語だけれども私には少しグルーミング要素も感じられた。
どちらにせよ、二人の愛を分つ権利は誰にもないのだ。
最後のシーンは一生忘れることがないくらい印象深い。

兄弟間の嫉妬と同性愛、無知から生まれる恐怖、教会と家族の抑圧性、当時一世を風靡した実存主義、人権より秩序を優先する国際共産主義等を要素に1960年代後半の、イタリアを描く。恋愛という要素は画面では強…

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3.3

思ったほどだった。
というのも、ひとつは今作の構図として前半は、アルドとエットレの成り行きを描いているが、後半は記者が主人公となり記者の目線からアルドを批判する世間と裁判の模様を描いている。
だから…

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つこ
3.4

このレビューはネタバレを含みます

アルドとエットレの再会シーン、
純粋な愛がそこにはあったよね。
魂で惹かれ合っているのがよくわかる
素敵なシーンで涙が溢れました。

物理的な距離(監獄と病院)では、
ふたりの心は引き離せなかったん…

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3.5
イタリア語の先生が少し前におすすめしてたので見てみた。治療すれば同性愛が治るって一昔前は考えられてたなんて信じられない。映画自体は良かったけどちょっと長くて退屈しちゃった
3.6

 序盤のシーンでラッセル・クロウなどが主演した「ある少年の告白」を連想しました。この時代の同性愛は矯正できるものとされ、その治療方法も電気ショックや悪魔祓いのような稚拙なものばかりで愕然とします。欧…

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1人静かに観る作品だったな

哲学者のアルドと若く誠実な青年エットレ

いまだに偏見を持たれる同性愛者
この時代は、治療か自殺
そんな考えの人が大多数で
生き地獄だったんだろな

でもお互いが愛し合…

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とにかくセンスが良い、イタリアのロケーションとファッションは作品の厚みとなる、、内容は実話ベースの厳しい内容、今に繋がる一ページ、改めて偏見に対する難しさを感じる、、

<権力に対峙する知的マイノリティ>

1960年代のイタリア。詩人で劇作家、蟻の生態研究者でもあるアルドは、教え子の青年エットレと恋に落ち、ローマで一緒に暮らし始める。しかしエットレの家族は二人を引…

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ホモを目当てに見たら至極まっとうな法廷劇でした………よかった…しみじみと…よかった……

タイミングが合わなくて劇場で見そびれてしまったのだけど、これはスクリーンで見たかった…ラストの、薄く晴れた空…

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