兄弟間の嫉妬と同性愛、無知から生まれる恐怖、教会と家族の抑圧性、当時一世を風靡した実存主義、人権より秩序を優先する国際共産主義等を要素に1960年代後半の、イタリアを描く。恋愛という要素は画面では強…
>>続きを読む思ったほどだった。
というのも、ひとつは今作の構図として前半は、アルドとエットレの成り行きを描いているが、後半は記者が主人公となり記者の目線からアルドを批判する世間と裁判の模様を描いている。
だから…
このレビューはネタバレを含みます
アルドとエットレの再会シーン、
純粋な愛がそこにはあったよね。
魂で惹かれ合っているのがよくわかる
素敵なシーンで涙が溢れました。
物理的な距離(監獄と病院)では、
ふたりの心は引き離せなかったん…
序盤のシーンでラッセル・クロウなどが主演した「ある少年の告白」を連想しました。この時代の同性愛は矯正できるものとされ、その治療方法も電気ショックや悪魔祓いのような稚拙なものばかりで愕然とします。欧…
>>続きを読む1人静かに観る作品だったな
哲学者のアルドと若く誠実な青年エットレ
いまだに偏見を持たれる同性愛者
この時代は、治療か自殺
そんな考えの人が大多数で
生き地獄だったんだろな
でもお互いが愛し合…
<権力に対峙する知的マイノリティ>
1960年代のイタリア。詩人で劇作家、蟻の生態研究者でもあるアルドは、教え子の青年エットレと恋に落ち、ローマで一緒に暮らし始める。しかしエットレの家族は二人を引…
ホモを目当てに見たら至極まっとうな法廷劇でした………よかった…しみじみと…よかった……
タイミングが合わなくて劇場で見そびれてしまったのだけど、これはスクリーンで見たかった…ラストの、薄く晴れた空…
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