良かった。
本当に良かった。
今、クリスマスに女の子とデートでこの映画を観に来る高校生や大学生の年齢じゃなくて。
見どころは中川大志のカイザー君。
以上です。
ホントに何を見せたいのか何をやりたいのか全くわかりません。
ストーリーはどうでもいい物の上に何の解決もしない。
別に全ての作品にテーマや訴えたい問題があるべきだとは思いませんが、この中身の無さは凄い。
中身が無くても笑えればいいのかも知れませんが今作で笑う所あった?
変顔バーン!とかズッコケる所にわざとらしい効果音ドーン!とか小学生でも笑いませんよ。
コメディ界屈指のヒットメイカーの福田監督がこれで良しとしているのだから、もしかしたらみんな大爆笑してたりするんでしょうか。
僕が鑑賞した劇場はお通夜みたいな雰囲気でしたけど。
「さがす」で役者としての真の力量を発揮できた佐藤二郎をまたこのワンパターンの地獄に引き戻すのはあまりに可哀想ですよ。
一番の問題はこの映画を観てもビタ一文原作漫画を読みたくならない事ですね。