よーぐる

チーム・ジンバブエのソムリエたちのよーぐるのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ワインが当たり前にあり、すぐそばにあり親しんできた国のコンテストに、生きていくのがやっとな国からチームが参戦するドキュメンタリー。
難民で溢れ、800万人が飢え、職にあぶれる国で、別の国に密入国して家族を養わねばならないほどの過酷な環境下で必死に生き、働く彼らが、この大会に参加するまでにどんな道のりを辿ってきたかを語る前半、
後半は癖強めのコーチが加わり、様々な場所に連れ出していろんな経験をさせてくれる…というところまではよかったが、
「遠くに行って1本味わう時間あったら20本テイスティングできるよ、ドゥニは自分の過去の栄光を取り戻したいんだ、著名人に会いたいだけなんだ」と他のコーチに呆れられながら、そして批判されながらも、きっと策があるのだろう、成果を残すのだろうと思っていたドゥニコーチ、ヒントを出すというより話の腰を折りまくりだったので、そこも全部真実を見せたところがドキュメンタリーの在り方だなと。
ドゥニ!勘弁して!集中してるんだから黙って!と思っていたら提出用用紙に清書しちゃってた(聞き流してるし)ところで、選手ブチギレなかったの紳士すぎると思った。翌年解任して順位をアップさせてるところまでがこのドキュメンタリーのミソだと思う。
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