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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥのKUBOのレビュー・感想・評価

3.6
賛否両論あると聞いていたが、私はハッキリ「否」派です。前作が好きだった人や、他の『バットマン』作品が好きな人にはオススメしません。

⚠️以下ネタバレを含む率直な感想ですので、お気をつけ下さい。

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ミュージカルなのは良しとしよう。トッド・フィリップスも前作のおばけヒットで、何か特色が欲しかったんだろう。レディ・ガガもキャスティングしたんだし、前半はそれでも期待しながら見たのだが、

前作で「ジョーカー」として覚醒したのかと思ったアーサーは刑務所の中でいつまでも気弱な男だし、

こんなに延々と前作の事件の裁判だけで終わっちゃうとは思わなかった。

もっとハーレー・クインとコンビを組んでバリバリに暴れ回ってくれるのかと期待してたのに、予告編に登場するシーンも含めて、派手なシーンは全てアーサーの妄想シーン。

もう一度、ジョーカーへの覚醒をやり直すのかと思えば、最後の「アレ」!

と言うことは、『バットマン』の宿敵「ジョーカー」は別の人だったってこと? 確かにあんなジョーカーじゃ、バットマンもやっつけられないよね。それともマーベル映画でもマルチバースとかやってるし、この世界は別のユニバースだったって解釈すればいいの?

何にしても、ラストシーンを見た後に嫌になっちゃったのは確か。

他の『バットマン』作品を見てない人なら、この作品独自の世界を認められるかも。
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