二人か一人か、人格に揺らぐアーサーを崇拝しJOKERへ誘うリーとの愛のショー開演！
と、光を切望する無邪気な悪の表現は悪くないけど、妄想と現実を行き来しながら陰鬱な混乱をひたすら見つめる展開は続編にしては動きが無いし、ますますバットマン不要な退屈さはあったw
クインゼルとの交感で盲目的な愛に浸ったり、
〝To Love Somebody♫〟で確かめ合うのも良いけどw既成曲ではなく、もっとアーサー自身の言動で切望する光を説き聞かせてほしかったし、そういう意味では精神面を垣間見れる法廷シーンは結構好き！
要するに特に響かない二人の愛のミュージカルに尺使い過ぎやしw人格の揺らぎを描くなら、せめてジョーカーの暴力的な脅威は残しておかないと、ただ愛や理解者を手にしたかっただけの存在に見えてしまうし、クインゼルと何をしたかったのかもよく分からんw
まあホアキンの演技は今回も素晴らしかったけど、前作で苦悩の果てに手にした力は何処へ…なヌルさを感じたかな。
まあ前作を解体する意図はわかるけど、あちらが好きな自分は若干バカにされてる感覚もあって鼻についたしw
ミュージカルシーンも単純に楽しくなき微妙な続編だった。
