選挙をめぐって、その候補者と悪徳の黒幕同士が工作でぶつかり合う話。
一言で言うと、とにかくもやもやする映画。
まず、予告文とかみて「勧善懲悪」的なストーリーを思い描くかもしれないが、「ド悪党VSド悪党」みたいな話であって、しかも主人公は被害者面と正義面こいて「ド悪党」やっているタイプでこれもまた余計にタチが悪く、終始もやもや。
「予測不能展開のサスペンス」と広告されていることを知らなかったので、またその内容のジェットコースターぶりにも、途中までついていけず。
エンタメなのかノワールなのかもその辺も微妙なスタンスのどっちつかずで、それもまた鑑賞中もやもや。
ラストも韓国映画らしいといえばそうなのかもしれないが、釈然としない展開で、これももやもや。
スカッとする映画ではなく、確かに予測不能ではあるものの、こういう予測不能は別に求めてなかったみたいなストーリーなので、面白味にはかけるが、尖った映画といえばそうなので、まぁ暇ならみてみてもいいかもしれません。