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Waiting for Bojangles(英題)
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『Waiting for Bojangles(英題)』に投稿された感想・評価

sonozy
3.5
フランスで50万部超えの大ベストセラーとなったというオリヴィエ・ブルドーの2016年の小説『En attendant Bojangles(ボージャングルを待ちながら)』の映画化。
ロマン・デュリスとヴィルジニー・エフィラを主役に、『タイピスト!(Populaire)』のレジス・ロワンサルが監督。

「現実がありきたりだったり悲しかったりしたときは、面白い作り話を聞かせて」というママと、ママを毎日違う名前で呼ぶほら吹きパパ、小学校を自主引退したぼく、アネハヅルの“マドマワゼル・ツケタシ"。
ぼくら家族は、パーティ三昧の日々のてっぺんから、笑いながら、泣きながら、高く高く跳び上がり、そして、ひらりと着地する。まるで、ニーナ・シモンが歌う『Mr. Bojangles(ミスター・ボージャングル)』みたいに。
・・・という小説の概要。

ホラ吹きな自動車販売業のジョルジュと、情熱的で狂気を秘めた予測不可能な言動のカミーユは、あるパーティで出会い、あっという間に恋に落ち、たまたま見つけた誰もいない小さな教会で二人だけの結婚式&十字架の前で合体しちゃう(笑;)。

ゲイリー(ゲイリー・クーパーから)と名付けた男の子も産まれ、アネハヅル(鶴)をペットに飼い、世の常識とはかけ離れた生活を楽しむ3人。

大好きな♪「Mr. Bojangles(ニーナ・シモン)」のレコードばかり聞いているカミーユだが、次第に精神が崩壊していく・・

カミーユ役のヴィルジニー・エフィラ(『ベネデッタ』で主演)と、ジョルジュ役のロマン・デュリスの二人のパフォーマンスの絡み合い。
ゲイリー少年も、悲惨な過去を持つというカミーユのサポートをしていた友人チャールズ(ゲイリーはRotterと呼ぶ)役のグレゴリー・ガドゥボワもいい味でした。

小説を読んでいればもっとハマれるんでしょうね。

トレーラー
https://youtu.be/VS-4EJnjkkI

「Mr. Bojangles」Nina Simone
https://youtu.be/PjfV1q2yO1c
akrutm
4.0
自由奔放で魅力的な女性カミーユと恋に落ちたペテン師の男性ジョルジュ。二人はあっと言う間に結婚して、子供を授かり、子供を巻き込んでパーティ三昧のボヘミアン的な生活を送る。そんな家族に忍び寄るのは、カミーユの狂気。愛と狂気のはざまで家族の絆を守ろうと奮闘するジョルジュの姿を、子どもの視点を交えて幻想的かつ哀切に描いた、レジス・ロワンサル監督による恋愛映画。ヴィルジニー・エフィラの出演作を続けて観る。

原作は、フランスでベストセラーとなったオリヴィエ・ブルドーの同名小説で、『ボージャングルで待ちながら』というタイトルで邦訳も集英社から出版されている。集英社のサイトに掲載されているオリヴィエ・ブルドーへのインタビュー記事の中で、小説の映画化(つまり本作)が進行中との記述がある。監督はレジス・ロワンサルに決まっているとあるが、まだ主演が決まっていないらしく、マリオン・コティヤールが脚本を読んでとても気に入っているという記述もあって興味深い。

映画の前半では、カミーユとジョルジュ、そして息子がまるで幻想の世界に暮らしているかのような、軽やかで夢想的(常軌を逸したとも言える)日常が脈絡なく描かれるので、観ているほうはちょっと面食らってしまうかもしれない。しかし後半になると一転して、物語はシリアスな方向へと展開する。その落差がとても激しく、もう少し自然な構成も可能だっただろうが、この極端な転調こそが本作の独自性とも言える。このような喜劇から一転して悲劇になるという展開は、『ベティ・ブルー 愛と激情の日々』を彷彿とさせる。こうしたボヘミアン的な生き方や情熱的な破綻も、欧州の文化圏では、日本人の感覚ほど異質には映らないのかもしれない。それでも、悲劇的な結末には涙を流さずにはいられない。

カミーユとジョルジュを演じたヴィルジニー・エフィラとロマン・デュリスの演技が絶妙で、狂気と愛情の狭間を生々しく演じ切っている。二人のダンスシーンもなかなかのもの。特に、本作のヴィルジニー・エフィラは、これだけ魅力的な女性は他にいないと思えるほど、めちゃくちゃ魅力的。パーティーにダンスに明け暮れる超明るい性格の役を演じるのは彼女のお得意であるが、対照的なうつ状態の演技も素晴らしい。内容など無視して、彼女を見るだけでも本映画の価値があるだろう。

・ボージャングルとは、カントリーシンガーのジェリー・ジェフ・ウォーカーによる『ミスター・ボージャングルス(Mr. Bojangles)』という、カミーユのお気に入りの曲から取られている。

・冒頭のパーティー・シーンは、フランスの南東部ジュアン・レ・パン(カンヌの近く)にあるホテル・ベル・リーヴ(Hôtel Belles Rives)で撮影された。1920年代にアメリカの作家スコット・フィッツジェラルドが妻ゼルダとともに長期滞在していたことで有名。そんなホテルでのオープニングは、二人の自由奔放な生活を象徴している。
TB12
1.5
衣装とか世界観がアマプラのマーベラス・ミセス・メイゼルに似てるような…。