このレビューはネタバレを含みます
風俗嬢、シングルマザー、不登校、家族間の問題。
少しだけダークで難しいことを抱えたお話。
世界観が暗く、主に夜がメインの映画。
そんな映画に初めて出会ったので、中々面白く興味深い映画でした。
人には人の抱える悩み、苦痛、悲しみがあり、それらは簡単に消せるものではない。
それらを少しでも緩和するために人は人に近づく。負の感情を本当に和らげられるのは、娯楽でも息抜きでもなくて人間ただ1つだけなんだなと感じました。
ちひろさんのセリフに「人の心を独り占めすることなんてできない」と、ありました。
このセリフは、僕にとってかなり心に刺さるセリフでした。
今は、学生でプレッシャーや悩み、苦しく辛いことがたくさんあるけど、人と人との繋がりを大切にしてこれからを生きていこうと思うきっかけになる素晴らしい映画でした。