原作を読んでいたので、あの「ちひろさん」を映像として見れるなんてというワクワクと同時に、あの「ちひろさん」が有村架純…？今まで清純な役のイメージしかないけど、掴みどころのない独特な空気を纏っているあの「ちひろさん」を演じきれるの？？という感情が入り混じっていた。
そのイメージは見てものの数分、お弁当屋で店頭に立っている有村架純を見て見事に良い意味で裏切られた。ちひろさんは有村架純しか考えられない！！ってほどではないけど、似合っていた。
梅干しをおいしそうに食べる姿や、おかじと海で遊んでいるシーンで見せた姿はとてもよかった。
満面の笑みを見せる有村架純は、過去あまり彼女の演技を見たことがないけど、それでも今まで抱いていた印象がガラリと変わり「ちひろさん」を演じきっているようだったな。
原作を知っているのでどうしても比較して、細部の描かれ方はやっぱり映像より漫画の方が好きだなとは思ったけど、漫画は漫画として映画は映画としてそれぞれとても素敵な作品。
どうしても足りない部分は出てきてしまうので、ゆる～くテレ東あたりでドラマ化を期待しています笑
あと、店長がリリーフランキーってちょっと、いや、だいぶスマートになってない！？顔薄くない！？って思ったけど、良いスパイスになっていてリリーフランキーの店長も好きでした。
