なんだろう、不思議な映画。
めちゃくちゃ好きでもないけど、ちょっと好き。
めちゃくちゃ面白くもないけど、ちょっと面白い。
いらないと思ったシーンもあるけど、印象的なシーンもある。
なんだか全部が絶妙なバランスで心地よく、ゆらゆら揺れてるような感じがしました。
ちひろさんのお家に映る、水面の影みたい。
結局、最後まで観てもわたしは「ちひろさん」という人間の全てを理解はできなかったんだけど、それがいいんだよね、そうゆうものだよね。
日常のちょっとしたありふれた特別を、ちょっと切り取ってみた、そんな映画でした。