備忘録
1987.6に鑑賞。
グーニーズなどのリチャード・ドナー監督作品。
主役のリッグス役はメル・ギブソン。
マッドマックスで人気が出た後、アメリカで初主演した作品。
バディもので、相棒役マータフはダニー・グローヴァーが演じている。
今作はヒットしてシリーズ化された。
1作目のリッグスは、妻を亡くし自殺願望のあるという影のあるキャラクターだった。
そのため死を恐れず危険な場面にも飛び込むという設定だったが、2作目以降は単なる命知らずの陽気なキャラになっている。
(マータフとその家族のおかげで陽気になったと取れなくもないが…)
今作が暗い作風というわけではなく、定年も視界に入ってきて何事にも慎重なマータフと、命知らずのリッグスのやり取りでコメディチックなシーンもある。
コメディ要素は2作目以降強くなって行く(ジョー・ペシがコメディリリーフを演じる)。
製作はダイ・ハードやコマンドー、プレデターのジョエル・シルバー。
1作目は普通の刑事ものだが、2作目以降は派手な銃撃戦、爆発が増え、ジョエル・シルバーらしい作風になっていく
アクションシーンは世界的に有名になる前のホリオン・グレイシーが担当しており、ラストの格闘シーンでは、リッグスが三角絞めなど柔術の技を使っている。